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UT-VPN の概要と活用方法
第 4 章 - まとめ

utvpn_Page_78.jpg (719238 バイト)VPN とは、単に使うと便利な技術であるだけではありません。使い方によっては、世の中の色々な障壁、既得権、制約を技術の力で緩和し、社会の発展をさらに加速することができる画期的な技術です。

UT-VPN はそれを実現するための最良のソフトウェアです。UT-VPN が GPL に基づきオープンソース化されたことにより、本ソフトウェアの改造・再配布は誰にでも可能になりました。特定単一の企業がソースコードを囲い込んでいる場合、その企業の意思によって、前記のような社会を加速する流れは、いつでもあえて停止させることが可能です。しかし、一旦ソースコードがオープンになれば、そのソフトウェアの基礎的な本質部分が明らかにされ、誰でも改良を加えることができるので、そのような発展の停滞は誰によってでも停止させられることはありません。

この一連の流れは、学術の世界においては昔から存在していました。論文や特許は、一度発表すると、誰でも改良を加えることができます。その流れは、最初の発表者が後から制御することはできません。この仕組みにより、この数世紀で科学技術が発展してきました。UT-VPN 等の通信ソフトウェアに関する技術は社会のインフラとなるべき技術であり、ソースコードをオープンとすることにより、その社会インフラがより強固で、品質が高く、流動性が向上することとなると予想されます。

 

 

 

 

UT-VPN は、筑波大学とソフトイーサ社との共同研究の一環として公開されている学術研究目的のオープンソース・プロジェクトです。
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